4/3群馬県桐生文化会館シルクホールイベントで音響&ライブ出演で、きりきり舞い!!

ライブ&イベント

4月3日(日)に足利でご活躍しているアーティストの『織姫&彦星』さんの、彦星さん主催で開催された『SHOWROOM ORGANIZER CONCERT@美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館シルクホール)

での、音響のお手伝いだったはずが、音響がっつり&ライブ出演で、足利に行ってきました。

3回目となると足利への道のりも慣れたものです。だったのだけど。。。リバティが。。。

鑁阿寺の桜が美しかった

足利に到着して、鑁阿寺の目の前にある僕の大好きなホテル『わかさ』さんに着いた瞬間、桜が美しくて、写真撮影に夢中になりました。

今回の主役のアーティストのKarinさんとHIDEさんとも合流。

Karinさんとは久しぶりに会い、HIDEさんとは、名前も一緒で、沖縄出身の方であることもあり、出会って30秒でもう楽しいのと、このあと修行になることが間違いないと確信していたので2人の存在は救いでした(笑)

なので、一旦全てを忘れて観光

チェックインして、7階の部屋から、写真を撮ったり、

この写真、絵みたいでとても好きです!ってたまたま、窓から一歩下がったら「おっ!絵みたいだ!と」撮影しました。

鑁阿寺を散歩しながら、写真を撮ったり、動画をとって「プチ観光気分になってほしい〜」と、父に動画を送ったりしたり、足利に到着して1時間で観光気分は終了!

そして、修行へ(笑)

1500人のお客様の席があるホールでの音響を担当する恐怖(笑)

群馬県桐生市市民文化会館シルクホール』は、1500人のお客様の席があるホールでしてスピーカーから何から全てを持ち込む場合は違いますが、

このサイズのホールの大きなスピーカーを使わして頂くというのは、ホール側のスタッフの方の目も厳しいです。

理由はシンプルで、壊れたらも~う大変です。次のイベントもありますし、もし壊れたら大きな出費にもなります。

市のホールですし、壊れたら、「僕の自腹か、桐生市の税金で埋めなきゃいけないのだろうな~」、なんてことを想像して、引き受けたお仕事だったので、正直怖かったです。

なんせ僕は、ライブ音響のプロではありません。

ですが、クラブイベントや地域のイベントの音響の経験はありますし、音楽を演奏する立場としても、音響さんの大切さや、機材の大切さや、イベントの段取りやセッティングのスピードの速さの大切さは知っています。

だからこそ、諸々含め怖かった〜(笑)。ふ・る・え・た〜〜〜〜(笑)。

40年音楽やってると、過去の蓄積が多くて考えすぎてしまいます(笑)。

ですが、ビビって、スピーカーを壊さないように無難な音で音響しても、だーれも感動しないのと、僕も後悔しか残らないので、

出演者の方やお客様に音楽の気持ち良さが伝わるように、少し攻めた音作りをしてみました。

「大切なのは攻める心、自分にも、周りの状況にも負けない勇気が大切なのだ〜」と、ひでおじさんは心の中でひたすら唱えておりました(笑)。

イベント終了後、出演者の方やお客様、SHOWROOMでライブをみて頂いたお客様にも喜んで頂けたので、ホッとしました。

僕がミスってノイズを出してしまったので、何回かホールの方にきつめに注意されましたが、ホールの人の厳しさは、昔ながらのライブハウスを思い出させてくれて、なんだか懐かしかったです。

この文書だと、ホールのスタッフの方々が、めちゃくちゃ怖いみたいなイメージになってしまったかもしれませんが、そんな事はなく、とても優しく、音楽やイベントが大好きで、仕事熱心な最高の素敵なスタッフさんでした。

僕が、『八の字巻きが下手くそで申し訳ない、綺麗に巻けるように練習します』と、スタッフの方にお伝えしたところ、『裏方じゃなくて、ステージでどんどん音楽を表現してください』と、答えてくださり、

『それはおっしゃる通り〜〜〜〜!!』なんて、笑いながらも、なんだか、身にしみました。

この間の夕暮れモーモーに続き懐かしい感じシリーズです(笑)。

昔のライブハウスのダメ出し思い出す

昔、ライブハウスでチケット清算の時に、「ライブハウスの店長にダメ出しされないかドキドキしたな〜」なんて記憶が蘇る〜♬よみがえ〜る♬。

これも、店長が怖い方ってわけではなく、優しく音楽に対して熱い方々でした。

ですが、もちろん若い時なので、ダメ出しがうざい時もありました。

ライブハウス側。「もっと集客頑張らないといけないよね」「演奏をもっとよくしなくちゃ」「マイクとかもっと丁寧に扱って!」などなど、言われた事はその他たくさん(笑)。

僕。「外音が自分の望む音になっていない」「集客全部こっちに任せるのどうなの?」「お客様が入らなくてもノルマ代を支払ってるから何をやってもいいじゃん」などなど、イライラして思ったことは、その他沢山(笑)。

今回のイベントでは、そんな昔のライブハウスの色々なことを思い出させて頂き、これまた勉強になりました。

でも、今になって考えると、『ホールやライブハウスの方達』と、『イベントを企画した人や、出演する人』の双方が、お互いに敬意を払って、お互いがお互いの価値を上げあうような愛あるイベントやライブ演奏をしていくと、とっても音楽って楽しくなるんじゃないかな〜っと、当たり前のことを改めて思ったりしました。

自分で、そういう愛あるライブイベントをやりたいな〜と思うきっかけにもなったので、今回の音響での参加は、とても得ることが多かったです。

クリエイターとしても、自分で作った音源がホールで流れるとこんな感じか〜みたいな勉強にもなり、最高に幸せな経験でした。

あっ!音響だけではなく、少しですが、織姫&彦星さんのサポート演奏と、MY WAY沖縄バージョンを歌わせて頂きました。

特急リバティ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

沢山勉強になって、打ち上げで美味しいものを食べれて幸せ!!

さ〜、あとは、余韻に浸りながら帰ろ〜うと、ご機嫌だったのですが、

足利市駅からの「特急リバティーが事故で動かな〜〜〜〜い!!」、そんなわけで、KarinさんHIDEさんと一緒に珍道中に〜!!(笑)

普段ですと、特急リバティに乗り、北千住に1時間ぐらいでつき、北千住から取手まで30分ぐらいなのですが、

足利市駅からは特急リバティが、動かないので、帰り方がわからない。

どうしたら良いものかと、乗換案内で調べるが、どうしてもリバティに乗せたがる!!(笑)
乗換案内で、特急を使わないとか、経路を選択できたような気もしますが、「このままじゃ帰れなくなる〜」と必死な3人は、そんな冷静な心は持たず、駅員さんに帰り方を聞く。

1.タクシーで足利駅。
2.小山駅まで行く。
3.小山駅からみんなそれぞれの路線で帰る。

「帰れなくなるよりまず行動〜〜」!っと、速攻で遠回りを決行!!でも、僕は楽しくなってきてしまいまして、


小山駅で、駅前の写真を撮る。小山に住んでいる友達の事を思い出す。小山駅は取手駅よりもかなり都会だな〜とたそがれる。


下館駅に到着して、お世話になった方々を思い出し飲みに行きたくなるが、帰れなくなるので我慢する。

「下館の駅前のこの木の雰囲気なんかいいな〜」って思いながら一服する。

下館から、自分の最寄りの駅まで、1時間ぐらい乗っている時に、ふっと、「あれ、人の気配を感じない」と、車内を見渡すと、僕1人しか電車に乗っていないことに気づく。

「もしかしたら、この電車は、違う世界に連れて行かれてしまうかもしれない」と、ビビったので、とりあえず車内を撮影したりして、気分を落ち着かす(笑)。

そして、

無事に帰宅できたのですが、足利市駅をタクシーで乗った所からの帰宅時間を計算すると、4時間かかりました〜〜!

心配して連絡してくれた友もいたし、

もうなんだか、色んなありがたみも知ったナイス修行な2日間でした

感謝です。