『SHIZUKA YAMAGISHI PRESENTS, VOCAL SELECTION VOL.46』
2022年8月11日(木)に『SHIZUKA YAMAGISHI PRESENTS, VOCAL SELECTION VOL.46〜今、私たちにも出来ること〜』@柏Studio Wuuに、僕のレッスンの生徒さんでもある、シンガーのInoue Ayanoさんの、伴奏でライブ出演してきました。
Wuuのスタッフの皆様に久しぶりにお会いでき、嬉しかったし楽しかったです。音楽でキラキラしているWuuの皆様が僕は大好きなのです。
出演書の皆様の演奏も、素晴らしく、感動&興奮&刺激を沢山頂きました。
さらに、山岸しずか先生を筆頭に皆様キュートでして、打ち上げは最高に盛り上がる〜。
Jazzという、音楽を生き方で体現している方で、クールでキュートでマイペース♫そして愛が深い、素敵な山岸先生と出会えたのは最高のご縁でした。
おかげで次の日、ウルトラ二日酔いファイアー!(笑)。
ライブからの打ち上げって流れは久しぶりで、専門学校時代を思い出し素敵な思い出の1つとなりました。
セットリスト
1.If I ain’t got you/Alicia Keys
2..Grenn Eyes/Arlo Parks
3.you Gotta Be/Des’ree
実は、このイベントに出演することを迷っていました
検査結果がしっかりと出たら、再度書きますが、うちの母が、7月20日に、肺癌かも知れないという腫瘍が見つかりました。
現在の、音楽レッスンやライブ、音楽制作で生きていく道に戻ったのも、2018年の夏過ぎぐらいからで、母の具合が悪化し、死にそうになってしまい、「自分が後悔しないように、少しでも母の具合が良くなるように」と、
母の介護と、一生懸命1人で母の介護をしていた父のサポートをする時間が作りたいと、家で音楽を作る仕事であれば、両親の側にいることはできると思い選びました。
この間にも、何度か母が死にそうな状態だった時に、何回かライブをした時があるのですが、あの時、自分の心が、辛すぎた記憶が残り過ぎていまして、
今回は母が癌かもって事が頭に残っていたり、介護をしていた父は、「元気になってきて、これからもっと良くなる」と思っていた気持ちも強かったので誰か側にいないと、倒れてしまうかも知れない。そして癌と向かい合うための勉強の時間も必要で。
もちろん、僕も父と同じくこれから〜と思っていたので、ショックでした。
こんな、自分の心が不安定な状態で、お客様に喜んで頂ける演奏が出来るのか??というのが、ありまして、このライブは出演出来ないと、Ayanoさんに連絡しました。
でも、このライブは、Ayanoさんが楽しみにしていた恩師の山岸しずか先生が、主催するイベントで、今のAyanoさんの先生は僕で、「そのライブに穴は開けたら、Ayanoさんの気持ちに失礼だし悲しい気持ちにさしてしまう。人の気持ち大切に出来ないの絶対だめ〜と」
と強く思いまして、出演致しました。
1回、断ったことで、Ayanoさんを悲しい気持ちにさしてしまったのが本当に申し訳なかったです。
『音楽家として自分にめちゃくちゃ厳しかった昔の僕であれば』
今の自分を見ていたら、「お前プロだろ。ふざけたことを言ってんじゃない。鬼ダセー」と言っていたでしょう(笑)。
僕の根は、ミュージシャンってのは、求められたら、自分がどんな状況であってもライブする!!ってので長年やってきました。「穴を開けるのは絶対だめ!!」な根性でやってきました。
でも、今は、↑の気持ちを持ちつつも、愛する人の為の、時間を作れなかったという後悔だけはしたくない。
20代で、1番大切な人と別れてしまったのは、自分が音楽の鬼、音楽の仕事の鬼過ぎたからと、自分の心の弱さが原因でして、あの後悔だけはもう2度としたくはないのです〜。
愛する家族。愛する友達。愛する生徒さん。愛する友達。愛する僕が表現する音楽を好きでいてくれる方。愛するミュージシャン。愛する自分。と、愛するみんなで楽しく生きていきたい。
元々、その方向に2018年で舵をとりましたが、今回の母の件で、より強く思うようになりました。
今回のイベントも、出演をお断りしたイベントも、曲の締め切りを延ばしてしまったクライアントの皆様、大変ご迷惑をお掛けしてしまいまして申し訳ございませんでした。
そして、沢山の愛をありがとうございました。
まだ癌と決まったわけではありませんので、検査結果がしっかりと出ましたら、Blogでご報告をさして頂きます。