取手映画祭で上映された映画『冴えない私たち』のBGMを制作させて頂きました!

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ラヂオつくばの番組『取手魂』のえっちゃんから監督をご紹介して頂きました

たまにお手伝いしている、ラヂオつくばの番組『取手魂』の古村悦子さんこと、えっちゃんから、「取手駅前にぎわいフェスタ「取手映画祭」で上映する短編映画『冴えない私たち』のBGMを作れる人を探している方がいるよ」と、ご紹介をうけまして、映画のBGMを5曲制作させて頂きました。

映画を観た感想は、取手松陽高校演劇部の皆さんの表現力と高校生らしい可愛らしさを活かした脚本だったり、撮影の仕方であったり、アドリブもあるのかな〜?って思ったシーンもあるほど、自然体な演技で、僕的にはとってもキュートな映画でした。

取手を面白おかしくディスってたのも、面白かったです。

西中拓史監督は、少年のような素敵な方でした。

かーさんが旅立ってまだ落ちついていない状態で、制作時間も短く締め切りに間に合わせられるか分からなかったので、お断りしようかとも思っていたのですが、

お話をまずは聞いてみようと、西中拓史監督に、この映画への想いを聞いたのですが、人物の設定が細かかったり

コロナ化で過ごした高校生の気持ちにとても親身になっていたり、裏設定まで考えていたり、映画でのBGMの使い方のこだわりなどを、

少年のようにワクワクした気持ちで伝えて下さるとても熱い監督さんでしたので、これは是非お手伝いさせて頂きたいと思いまして、BGM制作を引き受けました。

自分が忘れていたアーティスト的な感覚を思い出すきっかけになりました

久しぶりにアーティスティックな考えをお持ちの方とお話しが出来て、純粋に楽しかったのと、

僕の心の中で、「そうだよねー。沢山考えて沢山想像して作品としてアウトプットしていーんだよねー」と、介護メインの生活や、クライアントさんに寄り添う曲作りが多かったので、自分が忘れていたアーティスト的な感覚を思い出すきっかけにもなりました。

昔は、「打ち込みでスネアの音を作るのに10時間ぐらい徹夜でやってたなー」とか、曲や歌詞を書くにもあれこれと考えて、その思考する時間が好きだったこと、

感受性が強すぎて変なところで考えすぎたり、悩んだり、傷ついたりした面倒臭い自分を思い出したり(笑)しました。

ここ最近だと、「曲や歌詞を書くのは大変ーー!!」という頭しかなかった。。。笑

完璧な想像力の欠如であります(笑)。

かーさんの介護や、特に肺がんになってからは、「図太くないとやっていけないと」、感受性を弱めようと自分でコントロールしていたので、それもしょうがないことですが、

これからは、もっと自分らしく、感受性全開で生きたいと思います(笑)。

原田英明3.0の誕生でございます(笑)。

かーさんが天国へ旅立ってから、昔の自分を思い出すような方と出会う事が多く、不思議だなーと思っている僕であります。

6月は、牛久に行くきっかけになった∞wAveさんでの15周年のライブにも呼んで頂いていまして、「もうわたしのことは気にしないで、昔の自分に戻りなさいと」、かーさんに言われてる気がする僕でもあります。

wAveのことは次回の記事で書きたいと思います。

映画のBGM制作のお話を紹介して下さった取手魂のえっちゃん。

BGM制作に誘って下さった監督の西中拓史さん

取手松陽高校演劇部の皆さん。

誠にありがとうございました!!

とても貴重な楽しい経験をする事ができましたし、僕の心もバーションアップするきっかけにもなりました。

感謝です。