2025年3月20日(木)『取手駅前にぎわいフェスタWith取手映画祭』で、自分が制作した曲を人生で初めて吹奏楽の方々に演奏していただきました!!

2025年3月20日(木)に、取手ウェルネスプラザで開催された『取手駅前にぎわいフェスタWith取手映画祭』で、自分が制作した曲を人生で初めて吹奏楽の方々に演奏していただきました。

演奏していただいたのは取手松陽高校の吹奏楽部の方々です。

原田英明

感動したけれど、緊張しました。

ひでかっぱ

でも、なんでそんなことになったの?です!かっぱ!!基本的に原田さん吹奏楽の世界って全く知らないですよね!かっぱ!!

原田英明

ひでかっぱ!その通りでっす!!自分でも驚いているんだから!(笑)。

目次

どうしてそんなことになったのかというと…

昨年9月、取手映画祭の映画を制作する西中監督から、

「取手映画祭りで放映する第2弾の映画を制作中なので、前回に引き続きBGMの制作をお願いしたいのですが」とご連絡をいただき、「取手市のイベントに関われるのならぜひ!」と、喜んでお引き受けしました。

ところが今年1月の打ち合わせで監督から

「映画のエンドロールに合わせて、取手松陽高校の吹奏楽の方々にエンディングテーマを生演奏していただくという演出を考えていまして、これって実現可能でしょうか?」

というご相談が。

面白くて素敵なアイディアだな~と思った反面、

「いや、それめっちゃ大変そう……!」という本音もありまして(笑)。

「吹奏楽の世界、全然わからないです」と正直にお伝えしました

そのとき僕が正直にお伝えしたのがこちら!

「実現は可能ですが、時間もないですし僕は吹奏楽の世界を知らないので、アレンジや譜面作成には勉強が必要になります。吹奏楽アレンジを誰かがやってくださるのであれば助かりますが…。

それに、作曲する段階で吹奏楽で演奏される前提がはっきりしていないと、曲のイメージに迷いが出てしまうので、本番まで時間がないことを考えると、前回同様、BGM制作に集中した方が良いのではないかと思います」

完全に、吹奏楽アレンジにビビっている返答でございます(笑)。

とはいえ、「吹奏楽のイメージも考えてみます」と言って、ミーティングは終了。

2月、吹奏楽の世界に飛び込む

2月に入り、まずはBGMの作曲を進めました。

ただ、どうしても「自分の曲を吹奏楽の方々が演奏してくれる姿」が頭から離れなくて。

「いや、これ逃したら、たぶん一生こんな機会ないよな」

そう思って、2月中旬から吹奏楽の勉強をスタート。毎日吹奏楽を聴き、スコアを模写し、平均8時間くらい猛勉強。

するとだんだん、吹奏楽の魅力に気づき始めました。

「吹奏楽って、こんなに素敵だったんだ!」

youtubeで吹奏楽の演奏を観まくったりして、「演奏すんごい!」とワクワクしたり、顧問の先生と生徒の関係のドキュメントを観て感動して涙が出ました。

作っては壊し、壊しては直す…の繰り返し

作曲と吹奏楽アレンジを同時進行しながら、2月下旬、取手松陽高校の吹奏楽部の先生とミーティング。

そこで、使用する楽器が足りていないことが判明。アレンジを1から考え直すことになりましたが、なんとかラフのアレンジが完成。

ラフを、僕のボイトレの生徒で、中学から吹奏楽を続けている奈央ちゃんに聴いてもらいました。

アドバイスがもう、本当に的確でびっくり。

やっぱり現場を知ってる人は違う!尊敬!奈央ちゃん、本当にありがとう!!

譜面を提出したあとに溢れる不安…

3月上旬にようやく譜面を提出。

でも、「この譜面で本当に大丈夫かな?」と不安は止まらず、ずっと微調整してました(笑)。

特に吹奏楽の顧問の先生からの連絡がなかったので、「きっと大丈夫〜〜!!」と信じて祈る日々(笑)。

そして3月19日、リハーサルで涙

緊張しながら迎えた3月19日のリハーサル。取手松陽高校の吹奏楽部の皆さんの演奏を聴いた瞬間、イントロから、自分のイメージしていた音がそのまま聴こえてきて、感動って言葉じゃ足りないぐらいの感動でした。

僕の楽譜を一生懸命練習してくれて、僕が描いた世界を再現してくれて、さらに僕のイメージを超えるような音の空間を届けてくれました。

いや〜〜泣けた〜〜!!

「逃げずに挑戦して良かった」

心から、そう思いました。

さらに、

吹奏楽部の先生からこんなお言葉が「この譜面はうちの生徒たちにとても合っていて、定期演奏会でも演奏させていただいてもよろしいでしょうか?」

と、嬉しすぎるお言葉をいただきまして、また泣きそうになりました(笑)

3月20日本番当日

そして、3月20日本番当日。
『取手にぎわいフェスタwith取手映画祭』にて上映された短編映画『世界のはじまり』のエンディングロールで、取手松陽高校の吹奏楽の方々に、僕が作曲したエンディングテーマを演奏していただきました。

というのが、

今回の人生で初めて、自分が作った曲を吹奏楽の皆さんに演奏していただくという、感動的な経験が出来るまでの流れでした。

昔からそうでしたが、僕の場合は心に引っかかっている事には、チャレンジをした方が良いみたいです!!

ようやく自分の感を確信的に信じれるようになれそうな、なれなそうな(笑)。僕です!!どっち俺。。。(笑)。

感謝を込めて

想像力と無茶ぶりで新しい景色を見せてくださった西中監督。

僕のつたない譜面を素晴らしい演奏につなげてくださった郷先生。

心を込めて演奏してくれた取手松陽高校の吹奏楽部の皆さん。

アドバイスをくれた奈央ちゃん。

本当にありがとうございました。

今回の映画『世界のはじまり』では、エンディングを含めてBGMを3曲制作させていただきました。今回の経験は僕にとっても新しい音楽の『世界のはじまり』になりそうです。

映画のクラウドファンディングも行っているそうですので、ぜひチェックしていただけたら嬉しいです!


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